夫婦で半年間育休を取った話③よかったこと・大変だったこと・これから夫婦で育休を取る人たちへのメッセージ

子育て

こんにちは、リサ夫です。
①自己紹介・なぜとることにしたか、②半年間どんな生活をしていたかに続き、今回はシリーズ最終回として、半年間の育休を振り返って感じたよかったこと・大変だったこと、そしてこれから夫婦で育休を取る方へのメッセージをお伝えします。

先にお伝えしたいのは、もし夫婦のどちらもある程度育休を取れる状況にあるなら、ぜひ前向きに検討してみてほしいということです。特に、どちらか一方だけがワンオペ育児になってしまう可能性が少しでもあるなら、できる限りそれを避けられるよう、早めに夫婦で話し合ってみることをおすすめします。半年間を終えてみて、それくらい大事なことだったと感じています。

大変だったこと

こうして振り返ってみると、半年間を通して「本当に大変だった」と言えることは、実はあまりありませんでした。

唯一しんどかったのは、②でも書いた通り、生活リズムが整うまでの最初の1ヶ月ほどでした。それ以降は、夫婦で分担できていたこともあり、大きく崩れることはありませんでした。

実は、赤ちゃんのお世話にかかる時間だけを見れば、本来はかなり大変なはずです。赤ちゃんのお世話にかかる時間を記録した方のブログによると、生後半年間、授乳だけで1日平均2時間55分、おむつ替えで1日平均1.5時間かかっていたそうです。睡眠や食事などの基本生活と合わせると、1日24時間のうち13.6時間(56.7%)が、赤ちゃんのお世話と基本生活だけで埋まってしまう計算になり、残りはわずか10.3時間しかありません。

しかも、この10.3時間は決してまとまった時間ではありません。授乳やおむつ替えは2.5〜3時間おきにやってくるため、実際には1〜2時間程度の細切れの時間をかき集めた合計に過ぎないのです。

②の記事で紹介した我が家のタイムスケジュールも、実際には夫婦2人で分担していたからこそ成立していたものです。もしあの一日を1人ですべてこなすとなると、朝ごはん、授乳、洗い物、公園、昼ごはん、お風呂、夜ごはん、寝かしつけ、夜間対応と、休憩らしい休憩を挟む隙間がほとんどなくなり、起きている時間はほぼ休みなく動き続けることになってしまいます。

この細切れの時間の中に、掃除・洗濯・料理・買い物といった家事、赤ちゃんをあやす時間、体調不良や夜泣きなどの突発的な対応、そして自分自身の休息まで、すべて詰め込まなければなりません。まとまった時間もなく、1人でこれをすべてこなすのは、現実的にかなり厳しいと思います。

つまり、私たちが「本当に大変だった」と感じずに済んだのは、たまたま子どもが楽だったからというより、最初から2人で分担する前提だったから、というのが正直なところです。1人で回そうとすれば、常に自分の限界以上のことをこなさなければならなくなっていたはずです。育児は、最初から2人、あるいはそれ以上の大人で見る前提でないと、そもそもうまく回らないものなのかもしれません。

また、キャリアが一時的に止まることへの焦りもありました。ただ、二人で育児にあたっていたからこそ、時間が取れたタイミングで勉強をし、キャリアアップにつなげることができました。幸い私の職場は理解があり、半年休んだからといって出世やポジションが大きく変わるような、変化の激しい環境でもありませんでした。むしろ、何も言わずに快く休ませてくれた職場のありがたさを感じ、より一層貢献したいという気持ちが強くなったくらいです。

と、言うとなんだか社畜感がありますが、私の場合は、一ミリも職場から止められることもなく、嫌味の一つもなく送り出してもらえたのもあり、感謝ばかりです。どの職場もこうでは無いと思いますので、職場との折り合いの付け方については、あまり参考にならないかなと思います。

よかったこと

半年間を過ごしてみて、よかったと感じることの方がずっと多くありました。

夫婦そろって産後うつのような状態になることはありませんでした。二人で分担していたからこそ、育児の負荷がどちらか一方に偏らず、乗り切れたのだと思います。

一番よかったと感じているのは、育児を夫婦の「共同プロジェクト」として進められたことです。どちらか一方に任せきりにするのではなく、二人で試行錯誤しながら分担していくことで、大変な場面も多かった半年間でしたが、それ以上に育児を共に乗り切り、楽しむことで、夫婦の絆を強める機会になったと感じています。

②の記事でも触れましたが、愛着形成がどちらか一方に偏らなかったことも、二人で育休を取ったからこその大きな収穫でした。ママがいい!となったりすると、パパとして精神的にくるというのももちろんありますが、シンプルにママの負担が増えることになるので、パパもママも両方いける状態だったのは、オペレーション上でも非常に良かったです。

また、二人で分担していたことで生まれた余裕を、私は自分の好きなことに時間を使うことに充てられましたし、妻は子どもの成長記録や、金銭面・生活面の計画管理についてじっくり考える時間を持てていました。単に「大変さが半分になる」だけでなく、生まれた余白を前向きなことに使えたのが、二人で育休を取った一番の価値だったと感じています。

育休を終えて、今

育休を終えて仕事に復帰した今も、あの半年間の経験は生きています。私の家事・育児のスキルは格段に上がり、復職後も夫婦での役割分担がスムーズに続いています。

ただ、正直に言うと、育休中よりも復職後の方がしんどいと感じる場面も少なくありません。特に子どもの体調不良は本当に多く、これはどれだけ役割分担を工夫しても解決しきれない部分だと痛感しています。このあたりの話は、また別の記事で詳しくお伝えできればと思います。

これから夫婦で育休を取る方へのメッセージ

私たちの場合、育休を取ることについて夫婦で意見が割れることも、周囲から何か言われることもなく、恵まれた環境だったと思います。

もし今、職場の理解が得にくかったり、周囲の反応が気になったりと、逆風を感じている方がいたとしても、少しでも取れる可能性があるなら、パートナーやお子さんのために、ぜひ検討してみてほしいと思います。

まずは夫婦で、「どれくらい取れそうか」を気軽に話してみるところから始めてみてください。

まとめ

3回にわたってお届けしてきた「夫婦で半年間育休を取った話」、いかがでしたでしょうか。育休は大変なことも多い一方で、夫婦で協力しながら乗り越えることで、家族としての土台をしっかり作れる貴重な期間だと感じています。これから育休を検討されている方の、何か参考になれば嬉しいです。

シリーズはこちらから:①自己紹介・なぜとることにしたか、②半年間どんな生活をしていたか

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