こんにちは、リサ夫です。
先日、家族で遠出をした際のことです。妻が下の子の授乳をしているあいだ、上の子のおむつ替えを私が担当することになりました。ところが、長い電車移動でタイミングを逃してしまい、気づいたときにはズボンがおしっこまみれ。急いでおむつを替えられる場所を探すことになりました。
立ち寄った商業施設の3階に「親子トイレ」の表示を見つけ、これは助かったと向かったのですが、案内をよく見ると女性のみ入室可能とのこと。男性の私は入ることができませんでした。
仕方なく男性トイレのある階に移動しましたが、そこにはおむつ替え台のあるトイレが見当たりません。結局、子どもを立たせた状態で個室内でおむつを替えることに。もう2歳が近く、替え台自体はそこまで必要ないタイミングではあったのですが、個室のスペースが狭く、荷物の置き場にも困り、なかなか大変な作業になりました。
男性用トイレのおむつ替え台、実は「少ない」と感じている人が大多数
今回のような経験は、決して特殊なケースではないようです。P&Gが実施した「家ソト育児調査」では、男性トイレのおむつ台について「少ないと思う」と答えた人がママで89.8%、パパでも80.4%にのぼった一方、女性トイレのおむつ台を「適切」と答えた人はママ72.2%、パパ74.6%だったという結果が出ています。困った理由としても、そもそも設置されていない、女子トイレの中にしかなかった、という声が多く、今回の私の体験とほぼ重なります。また、男性も気軽に入れるベビールームを増やしてほしいと答えた人は8割(80.1%)にのぼっています。
また国土交通省の調査でも、商業施設のおむつ替えスペースを利用する男性は72.7%にのぼるとされており、パパが外出先でおむつ替えを担う場面自体は珍しくなくなってきていることがわかります。
2019年には「#俺のおむつ交換台」というハッシュタグで、男性トイレへの設備設置を求める署名活動が行われ、1万7000件を超える署名が集まったこともありました。海外に目を向けると、アメリカ・ニューヨーク州では公共施設の男性トイレにもおむつ交換台の設置を義務付ける法律ができているそうです。一方で、男性トイレにおむつ交換台を導入しているIKEAの店舗などでは、SNS上で「助かる」「これはありがたい」といった好意的な声も広がっており、少しずつ変化の兆しも見えます。
男女どちらも入れる設備があると、それだけで安心できる
一方で、最近は男女どちらも入れる親子スペースやベビールームも少しずつ増えてきているように感じます。そうした場所があるとわかっているだけで気持ち的にかなり楽になりますし、実際に外出先を選ぶときもそうしたスペースがある施設を起点にルートを組むことがしばしばあります。「困ったらここに行けば大丈夫」という場所を一つでも把握しておくことが、外出のハードルを下げてくれると実感しています。
具体的には、イオンモールは男女どちらのトイレにもおむつ交換台を標準設置している店舗が多く、肌感覚として一番頼りにしやすい印象があります。加えて、大型店舗では「mamaro(ママロ)」という個室型のベビーケアルームを併設しているケースも増えています。mamaroは授乳ソファの背もたれを倒すとフラットなおむつ交換台に変形する仕組みになっていて、授乳もおむつ替えも一つの個室で完結できるのが特徴です。しかも完全個室でパパも利用できる設計なので、「授乳室だから男性は入れない」という心配がいらないのがありがたいところです。
今回この記事を書くために調べていて知ったのですが、こうした男女どちらも使える授乳室やおむつ交換台を地図上で探せるスマホアプリもあるようです。「mamaro GO」というアプリは、近くの授乳室やおむつ交換台、mamaroの設置場所を検索でき、mamaroについてはリアルタイムの空き状況まで確認できるとのこと。また「ママパパマップ」というアプリも、授乳室やおむつ替え台の有無に加えて、男性が利用できるかどうかまで絞り込み検索できる機能があるそうです。事前にこうしたアプリで目的地周辺の設備を調べておけば、今回の私のような右往左往を避けられるかもしれません。
まとめ
男性の育児参加が増えていると言われる一方で、男性トイレにおむつ替え台が設置されていない施設はまだまだ多いのが実情です。「だれでもトイレ」に設備がある場合もありますが、そもそもだれでもトイレ自体が存在しない、あるいは遠い場所にしかないというケースも少なくありません。
特に旅行先では、事前におむつ替えができるタイミングと場所をある程度把握しておくことが必要かもしれません。パパもママも関係なく、どこでも気兼ねなくおむつを替えられる環境が、これからますます広がっていくとうれしいですね。


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