こんにちは、リサーチャー夫婦のリサ夫です。今回は育休中のリスキリングについて書きます。
なぜこの話を書こうと思ったか
男性側で育休中にリスキリングできている人の話を見かけることが増えてきました。それ自体はとても良いことだと思う一方で、よく見ると「妻の負担を前提にしている」ケースも少なくないな、と感じることがあります。妻に育児をお願いして自分が学習時間を確保する、という形です。
我が家の役割分担は、授乳と料理は妻専門、それ以外の家事育児は基本的に自分が担当し、あとは適宜分担する、という形にしています。子育ての方針や効率的なやり方についてのリサーチは妻が主導してくれるので、自分はそれをもとに動くだけ、という体制です。
実はそんな中で、行政書士試験を受けようとしています。受けようと思った経緯についてはまた別の記事で書くとして、今回は「妻に負担を寄せずに、この生活の中でどうリスキリングの時間を作ったか」について書いていきます。
時間がない、というリアル
まず前提として、一日にまとまって勉強できる時間はほとんどありません。特に自宅で子育てしている間は、正直1時間も取れない日がほとんどです。特に夜間授乳のサポートに入っているときはまず無理です。
授乳と授乳の間隔が空いたとしても、自分は7〜8時間眠らないと頭が働かないタイプなので、そこを削って勉強時間に充てるという選択肢は最初から取れませんでした。つまり、一日のタイムスケジュールをどう組み替えても、勉強できるまとまった時間は捻出できない、という構造になっていたわけです。
発想の転換:スキマ時間×スマホ
以前の自分は、本を開いてじっくり考えながら進める学習スタイルでした。しかも、もともと作業の切り替えが苦手なタイプで、正直スキマ時間を使った勉強にはずっと苦手意識がありました。
ただ、子育てをしながらではそのスタイルを続ける時間は取れません。その一方で、スキマ時間自体はやたらと発生することに気づきました。片手しか空いていない時間、両手が塞がっている時間、そういう時間が一日を通してたくさんあるのです。
そこで、自分のスキマ時間がどこにあるのかを一度徹底的に洗い出してみました。
- 皿洗いの時間(30〜60分)
- 抱っこしている時間(10〜60分)
- トイレの時間(5分)
こうして拾い集めていくと、まとまった1時間はなくても「1分」ならあちこちに転がっていることが見えてきました。すべてかき集めると、少なくとも1日2時間は勉強できることに気づいたのです。以前なら「これじゃ勉強できない」と諦めていた場面でも、思い切って小さいスマホの画面で、気合いで1分でも問題を解く、というスタイルに切り替えることにしました。
学習法の中身:インプットとアウトプットの使い分け
この生活の中で意識したのは、インプットとアウトプットをはっきり分けることです。
インプットは講義動画を中心に叩き込み、アウトプットはスマホアプリで問題を解きまくる、という役割分担にしました。
テキストについても最初は紙で印刷して使っていたのですが、育児中はそもそも「見るタイミング」が合わないことが多く、その紙のテキストを取りに行く時間すら無駄だと感じるようになりました。そこで気合いを入れて、テキストもスマホで見る方式に変えました。
自分が使っているのはiPhone SEなんですが、それもあってスマホの勉強はまじできついです。正直PDFのテキストとかはかなり見づらいのですが、横向き表示にするなど工夫すれば、意外と実用に耐えるレベルで読めることが分かりました。目悪くなりそうですけど、ギリ耐えれるかな、という感じ。
見づらかろうが、集中できなかろうが、効率が悪かろうが、見なければ入ってくる知識はゼロなので、とにかく手元のスマホでちょっとでも見れたら自分を褒めるようにしていました。
結果:行政書士模試で合格点超え
このやり方で学習を続けた結果、かなり実力を伸ばすことが出来ました。結果的には、試験3ヶ月前の時点で十分合格狙えるレベルまで伸びましたが、そもそもどのレベルから勉強始めて、どう伸びたか、は話が長くなるので、また別の機会にお伝えします。
とにかく、もともと自分に合わないと思っていたスキマ時間学習でしたが、あえてそこにチャレンジしてみたことで、育児中でも学習を続けられる可能性が開けたと感じています。
正直、やれることならカフェで優雅にコーヒー啜りながら、気の済むまで勉強してぇなぁーと思いますし、そうできるならそうしますが、逆に限られた時間だからこそ、自分を追い込めるところもあり、変にダラダラしない・できないのはよかった気がします。
おわりに
育休中のリスキリングは、「時間をどう確保するか」ではなく「今ある学習スタイルをどう変えるか」が鍵になります。
そもそも育休なんで、リスキリングなんて無理なんですよね。忙しいし。でも、せっかくだしなんかスキル伸ばしたいな、と思ったら、やっぱりそれまでのスタイルは変えなきゃいけないのかな、と思います。家族に迷惑は極力かけたくないですしね。
妻に負担を寄せなくても、生活の中に元々あるスキマ時間を拾い集めるだけで、案外まとまった学習量になることもあります。
まあ、特に言われてないだけで、妻からは「勉強とかしてないで、もっと子どものこと考えてよ!」と思われてるかもしれないですが、、
同じように「育児中でまとまった時間なんて取れない」と感じている方の参考になれば幸いです。行政書士試験を受けようと思った経緯については、また別の記事で書きたいと思います。
なお、以前育休期間中に統計検定2級を1ヶ月半で合格した話も書いているので、育休中のスキルアップに興味がある方は合わせてご覧ください。
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