新米パパの苦悩0ーひとりで抱えていた、妊娠期の本音

新米パパの苦悩0 当事者になりきれない苦しさ 子育て

こんにちは、リサ夫です。

今回の記事は、これから妊娠・出産を迎えるパパ、あるいは今まさにつわりや育児の大変さに直面しているパパに向けて書いています。

現在、我が家には2歳の長女と生後3ヶ月の長男がいます。この記事は、長女を妊娠していた当時を振り返って書いたものです。当時は本当に手探りで、誰にも相談できずに抱え込んでいたことも多かったので、同じような状況にいる方の参考に少しでもなればと思います。

最初にお伝えしておきたいのですが、この記事は妻を否定したり、妻の大変さを軽く見たりする意図は一切ありません。「もっと妻ができることがあったのでは」という話でもありません。妊娠・出産という体の負担を直接背負っているのは妻であり、その大変さは夫の比ではないと今でも思っています。

そのうえで、夫にも夫なりの葛藤や孤独があったということを、正直に記録として残しておきたいと思っています。

妊娠がわかった瞬間、多くの男性は「これから父親になるんだ」という喜びと同時に、漠然とした不安を抱くと思います。でも、実際に直面する大変さは、想像とは違う種類のものでした。

体が変わるのは妻、変われない自分

体が変化していくのは妻であって、自分ではありません。だからこそ、「何をすればいいのかわからない」「何をしても的外れな気がする」というもどかしさが常につきまといました。

家事をやってみても、マッサージをしてみても、妻の体そのものの辛さを代わってあげることはできません。できることの少なさに、もどかしさを感じる場面は一度や二度ではありませんでした。

子どもを持つということを、何も考えていなかった

今思うと、子どもを持つということについて、本当の意味で深く考えてこなかったのだろうなと思います。

一人暮らしのころは、最低限の掃除をするくらいで、自炊もほとんどしませんでした。結婚してからも、生活の中心は妻が担っていて、自分は少し手伝う程度でした。妻の方が、圧倒的に生活力があったからです。

でも、つわりが始まったら。子どもが生まれたら。

すべて自分でやらなければいけない瞬間が、必ずやってきます。

妊娠中は、食事の準備、買い物、洗い物、洗濯、ゴミ捨て、その他雑用全て、やらなければならない時期がありました。

子どもが生まれて妻の身体が軽くなっても、今度は子どもへの対応がどんどん増えていきます。

正直、何度も投げ出したくなる瞬間がありました。

ふと、子どもがいなかったら、どうだったのだろうと、想像してしまう自分がいました。もっと土日はゆっくりできたのに、妻とも楽しく過ごせたのに、趣味に充てる時間もあったのに…

そのあとに襲ってくるのが、強い自己嫌悪でした。妻も子どもも愛しているのに、どうしてそんなことを考えてしまうのか…。

時にストレスを爆発させてしまい、妻や子どもに酷いことを言ってしまうこともありました。そのたびに、また自分を責める気持ちに襲われました。

「自分なんて、辛くも何にもないはずなのに、どうしてこんなに何も出来なくて、いつもいっぱいいっぱいになってしまうのだろう?」

変化に追いつけない孤独

妻の方が辛いのだから、自分の辛さを口にすることすら躊躇われました。生活が制限されること、将来への不安、孤独感。そうした感情は確かに存在するのに、「妻はもっと辛いのだから」という一言で、自分の中に押し込めてしまいます。誰かに相談しようにも、「贅沢な悩みだ」と思われるのではないかという恐れが先に立ちました。

かといって、実際に相談しようと思っても、なかなか相手が見つかりませんでした。当時の友人には結婚している人や子どもがいる人自体が少なく、話しても実感を持って共感してもらうのは難しい状況でした。

ネットで検索しても、出てくるのはほとんどが妻側のつらさに関する情報ばかりで、夫側の悩みや気持ちを扱ったものは少数でした。「夫はどう乗り越えたか」よりも「夫にしてほしいこと」という切り口の情報が圧倒的に多く、自分の状態と重ねて読める記事にはなかなか出会えませんでした。

体の変化も、直接的な負担も、妻に比べればずっと小さいものです。妊娠しているのは妻であって、自分ではありません。だから傍から見れば、「大変なのは妻で、自分はそばにいるだけ」というのが事実です。

それでも、生活のリズムも、自由に使える時間も、心の余裕も、自分の中では確実に変わっていきました。体は何も変わっていないのに、生活だけがどんどん変わっていく。その変化のスピードに、気持ちも、家事や育児のスキルも、何もかもが追いついていなかったのだと思います。パパになるというのは、周りの環境がどんどん変わっていくのに、自分だけが置いていかれるような孤独と向き合うことなのかもしれません。その変化にどう向き合うかを、誰も教えてくれないし、相談する相手も見つけにくいのが実情でした。

出産後の今、そしてこれから

幸い、出産後の妻は体調の回復が比較的早い方でした。おかげで、妊娠初期のような悲壮感に包まれた日々ではありません。

とはいえ、2人の子どもの育児は、それはそれで別の大変さがあります。長女2歳、長男生後3ヶ月というダブル育児の毎日は、正直かなり悪戦苦闘の連続です。妊娠期とはまた違う種類の壁に、日々ぶつかっています。

同じような悩みを持つあなたへ

もし今、この記事を読んでいるあなたが、妻のつわりや体調不良を前に「何もできない」ともどかしさを感じていたり、妊娠期、子育て期の自分の辛さを誰にも言えずに抱え込んでいたりするなら、それはあなただけではありません。

当時の自分がそうだったように、この孤独は多くのパパが経験しているのに、なかなか表に出てこないだけなのだと思います。うまく乗り越える方法があるわけではありませんが、「同じように悩んでいる人がいる」と知るだけでも、少し気持ちが軽くなることがあります。

このブログでは、妊娠期から育児期にかけて、自分が実際にどう感じ、どう乗り越えていったかを、率直に記録していきたいと思います。次回以降、「新米パパの苦悩」シリーズとして、具体的な時系列での体験を綴っていきます。

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