夫婦で半年間育休を取った話②半年間どんな生活をしていたか

子育て

こんにちは、リサ夫です。
前回は夫婦で半年間育休を取った話①自己紹介・なぜとることにしたかと題して、私たち夫婦のプロフィールや育休を取得するに至った経緯についてご紹介しました。

今回は、実際に半年間どんな生活をしていたのか、そして二人で同時に育休を取ったことで具体的に何が良かったのかを中心に、「家事」「育児」「メンタル」「おでかけ」の4つの観点から振り返ってみたいと思います。

家事について

家事の役割分担は、お互いの得意なことや動きやすい時間帯に合わせて、自然と担当が決まっていきました。

【夫の担当】
朝ごはんの準備、洗い物、洗濯、ゴミ捨て、子どものお風呂

【妻の担当】
昼ごはん・夜ごはんの準備、授乳

授乳の後にミルクを足す必要があったのですが、これは妻が授乳をしている間に、私がミルクを作るという流れで対応していました。買い物は、基本的には家族3人で一緒に行っていました。

生後2ヶ月を過ぎてリズムが安定してきた頃の、大まかな一日のタイムスケジュールは以下の通りです(あくまで一例で、日によって前後します)。

時間帯 内容 夫 妻
6:00 起床、朝ごはんの準備・朝食 ○ ✗
7:00 授乳(ミルクは授乳中に調乳) ○ ○
8:00 洗い物・洗濯・ゴミ出し ○ ✗
10:00 授乳、天気が良ければ公園へ ○ ○
12:00 授乳、昼ごはん ✗ ○
13:00〜15:00 子どもの昼寝、夫婦で映画・ドラマ鑑賞 ○ ○
15:00 授乳 ○ ○
16:00 買い物 ○ ○
17:00 お風呂 ○ ✗
18:00 授乳、夜ごはん ✗ ○
19:30 寝かしつけ ○ ✗
20:00〜翌6:00 就寝(生後2ヶ月以降は4〜5時間まとまって寝る夜が多かった) ○ ○

こうして見ていただくと分かる通り、かなり余裕のある生活を送れていたと思います。子どもがよく飲んで、よく寝てくれる子だったことも、育てやすさという点では大きかったです。

実際、私が美容院や買い物で1人で外に出ている間は、妻1人で子どもを見なければならない時間帯もありました。特に授乳による腕や指のしびれがあった時期は、抱っこをせがまれて泣かれると、妻1人では対応しきれない場面もあったようです。二人で育児にあたっていたからこそ、そうした時間はごく短く済み、本当の意味での「ワンオペの大変さ」を、あまり知らずに済んだのかもしれません。夫婦で分担していたおかげで、日々楽しみながら過ごすことができました。

育児について

最初は、夜間対応も含めて完全にシフト制で分担しようと考えていました。ただ実際にやってみると、妻が授乳による腕のしびれを訴えたり、夜間対応の負担が想像以上に大きかったりしたため、夫である私も夜間対応をすることに方針転換しました。結果的に、子どもが生後2ヶ月を過ぎた頃からまとまって寝てくれるようになったこともあり、思っていたほど大変にはなりませんでした。

子どもの寝かしつけは、基本的に私が担当していました。寝かしつけ中の過ごし方については、以前寝かしつけのおともは「オーディブル」と骨伝導イヤホン「Shokz OpenMove」という記事でも紹介しているので、興味のある方はあわせて読んでみてください。

生後3〜5ヶ月頃には、にっこり笑ったり、声を出して笑ったりすることが増えていきました。最初は脈絡なく笑うことが多かったのですが、暇そうにしているなと思って「いないいないばあ」をしてみると、声をあげてきゃっきゃと笑ってくれるようになり、心が通じ合っている感覚があった瞬間として、今でもよく覚えています。そしてこの頃の成長ぶりは、思いがけない形で表れることになります。

育児の面で一番のメリットだと感じているのが、子どもの愛着形成がどちらか一方に偏らなかったことです。もし夫婦のどちらかが働いていたら、おそらく働いている方にはあまり懐かなかったのではないかと思います。実際、我が家ではパパに対する人見知りや拒否は一切ありませんでした。むしろ抱っこしている時間が長かった分、あやしているときに無意識に「パパ、パパ」と連呼していたようで、「ママ」よりも「パパ」と言い始めるほうが早いという結果になりました。妻は少し悔しそうにしていましたが(笑)、一般的には愛着形成がママに偏りやすいと言われる中、そこが偏らなかったことで、結果的にお互いの負担が少なく済んだように思います。

メンタル面でのケアについて

基本的に、育休期間中に夫婦そろってメンタル的に大きく落ち込むことはありませんでした。産後ケアホテル「マームガーデン葉山」で最初にしっかり体を休められたことや、妻の産後の回復が比較的早かったことも、影響しているかもしれません。

何より大きかったのは、育児の負荷がどちらか一方に集中しなかったことです。おかげで、私たち夫婦は二人とも、いわゆる産後うつのような状態になることはありませんでした。

とはいえ、妻の方には産後ならではの心境の変化がありました。子どもが被害に遭うような事件や事故のニュースを、以前より直視できなくなったようです。フィクションでも容赦なく、家族で『クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲』を見ていたときも、ひまわりとしんちゃんが置き去りにされるシーンで、隣の妻がまさかの号泣。子ども向けアニメ映画で目を真っ赤にしている妻を見て、内心「そこまで!?」と驚きつつも、そっとティッシュを差し出しました。そういうとき、夫として妻の話をじっくり聞き、慰めたり励ましたりできたのは、とても良かったと感じています。

とはいえ、私自身も一度だけ、感情を抑えきれなくなったことがありました。一番大変だったのは、生後3ヶ月になる直前の夜のことです。その日は寝かしつけがなかなかうまくいかず、子どもがずっと泣き止まない時間が続きました。それまで積み重なっていた疲れもあったのか、耐えきれずに思わず大きな声を出してしまいました。

すぐに妻が声をかけて支えてくれて、我に返って子どもにも謝りました。翌日からはいつも通りの調子に戻れましたが、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたのだと思います。この出来事があってから、お互いの様子に普段以上に気を配るようになりましたし、しんどいときは早めに助けを求めることの大切さを、身をもって学びました。

ワンオペだったら、この疲れに誰も気づけなかったかもしれません。すぐそばに気づいて支えてくれる相手がいたことのありがたさを、あらためて実感した出来事でもあります。

おでかけについて

生後すぐの時期には、産後ケアホテル「マームガーデン葉山」に2週間ほど滞在しました。詳しくは産後ケアホテル「マームガーデン葉山」に2週間滞在した話①なぜ行くことにしたかでも触れていますが、滞在中には家族3人で海に出かけたり、夫婦二人だけで外出したりする時間もあり、充実していただけでなく、育児について夫婦でしっかり学び、考える機会にもなりました。

生後1ヶ月を過ぎた頃からは、天気の良い日には欠かさず、車で10分ほどの公園に出かけるようになりました。あまりに毎回行くので、夫婦で勝手に「我が家の庭」と呼ぶようになったほどです。

こうした公園でのお出かけも、二人だからこそ気楽にできていた面が大きいと思います。例えばトイレひとつとっても、公園のトイレはベビーカーが入れづらかったり、あまりきれいでなかったりして、子どもを連れて入りづらい場面が多くあります。かといって外で待たせておくわけにもいきません。夫婦で行っていれば、片方が子どもを見ている間にもう片方が用を足す、ということが自然にできました。テントやレジャーシートなどの荷物運びも、二人なら分担できるので負担になりませんでした。1人で子どもを連れて出かけるだけでも一苦労だと思いますが、二人であれば、ちょうどいい気分転換になっていました。

お昼はよく公園でピクニックをしていました。午前中に簡単なお弁当を作り、お昼頃に到着したら、授乳をしたり食事をとったりしながら、家族みんなでお昼寝をしたり、それぞれ読書をしたりしてゆっくり過ごすのが定番のスタイルでした。

生後2〜3ヶ月頃には、友人を家に招いてパーティを開いたり、クリスマスにはいとこたちと一緒に遊んだり、お正月にも賑やかな時間を過ごしたりと、人と関わる機会が増えた時期でもありました。友人を招く際も、料理は妻が担当し、私が部屋の片付けや子どもの世話をすることで、二人で分担しながら慌てずゆっくりとお迎えの準備ができました。

生後5〜6ヶ月頃には、帰省を兼ねて子どもにとって初めての遠出を経験しました。それまでの外出は徒歩か車が中心で、電車に乗っても数十分程度でしたが、今回は新幹線に乗ったり、熱海に二泊三日で泊まりがけの旅行をしたりと、初めてづくしの体験でした。寒い時期にはできなかったことも多く、親子ともどもたくさんの良い思い出ができました。

急に授乳やおむつ替えが必要になることも多かったのですが、そんなときは、子どもを見ている方と、授乳スペースを探したり荷物を管理したりする方とで、自然と役割を分けていました。おかげで、不測の事態が起きても、旅のスケジュールを崩さずに進めることができました。

外出だけでなく、家の中で過ごす時間も充実していました。授乳には1回あたり30〜60分ほどかかることも多く、その間の暇つぶしとして、妻がドラマや本を楽しむようになりました。私も一緒に見るようになり、気づけば半年間でかなりの本数の映画やドラマを鑑賞していて、年末には夫婦で「今年観た中でのベスト映画」を決めるのが恒例行事になるくらい、育児の合間の楽しみとして定着しました。

まとめ

こうして振り返ってみると、家事・育児・メンタル・おでかけ、どの面でも「二人で同時に育休を取っていたからこそ」乗り越えられたり、楽しめたりした場面が多くありました。一人ではとても大変だったであろう半年間を、夫婦で分担しながら、思っていた以上に前向きに過ごせたように思います。

次回は、この半年間を振り返って、あらためて感じたよかったこと・大変だったこと、そしてこれから夫婦で育休を取る方へのメッセージについて、③の記事で詳しくお伝えしたいと思います。

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